歩くことが好きで、ウォーキングは休日の楽しみの一つ。山手線の真ん中より北側、真ん中より東側の北区・荒川区・台東区・文京区あたりを歩くことが多いです。地形的にも高台と低地をまたいで歩くようになるので、坂道・階段などアップダウンもそれなりにあり、散歩というには少々ハードな場所も。

見どころもたくさんあって、飛鳥山公園、音無親水公園、古河庭園、都電荒川線沿線、尾久ノ原公園、都立汐入公園、隅田川、荒川土手、日暮里・谷中、根津・千駄木、根津神社、東大、上野不忍池、上野公園、谷中七福神などなど。

他にもたくさん。下町らしく商店街も多いかな。

 

 

さて、先日の休日もウォーキングに出かけました。スマホを持たずに、地図アプリに頼らず、知らない道を歩くことにしました。携帯電話は持たずに家に置いていくと決めた時、一瞬、不安になり、もう、どんだけスマホに頼っているのかと・・ちょっと違う動物になってしまったのではなかろうか、と思ってしまった。

それでも気になる道があったことを思い出し、その道をただ歩くことをしたい!と強烈な好奇心の方が勝って、スマホには留守番をしてもらうことにしました。

それにしても一瞬感じたあの不安は一体何だったのだろうか・・まあ、いいや。

新海誠監督の映画「天気の子」の1シーンに出てくる場所が、田端駅南口。山手線の駅なのに、ここ知ってる人いる?というくらい地味で目立たない改札口です。この田端駅南口に行くにはどの道を行けばいいのか、十数年ずっと謎でした。が、しかし今日この謎が解ける!とワクワク!ウォーキングがめちゃくちゃ楽しくなる瞬間!ちょっとした探検と冒険、探検家や冒険家の気分です。

そう言えば、子供の頃から〇〇航海記とか〇〇探検記とか〇〇の冒険とか大好きでよく読んでいたなあ〜。

そして「まさかこんなところから行くのお〜?!」という期待を裏切らない階段を上がって田端駅南口たどり着きました!そこから先は行ったことない道。坂道、曲がりくねって先が見えない。住居表示だけが頼り。なはずだけど、知らない町で地図がないと住居表示は全く役に立たないことに気づく(汗)ここ田端〇〇丁目が、今自分が立っているこの場所がどこか分からないのです。土地勘があるとか、ないとか、そういうことか・・ですが、探検家の気分を味わうことができました。

これがいいんですよねー、ココロもカラダも自分まるごと動いています。