アレクサンダーテクニークとボディマッピングのこと

アレクサンダーテクニークは、自己の使い方、特にからだの動きを改善するためのメソッドです。

フィットネスインストラクターやヨガやピラティスをする人、ダンサー、歩く人や走る人など「動き」を変えたら何が起きるでしょうか?

また「動き」を生んでいる○○○のような感じという「考え」を変えたらどのように変わるでしょうか?

さらに「考え」の原因になっている不確かなイメージを正確な身体情報=ボディマップに置き換えたら何が起きるでしょうか?

※ボディマップは脳の中にある人間の身体の地図です。ボディマッピングとは、効率的で、優美で、バランスの取れた動きができるようにボディマップを意識的に修正し精密にする方法のことを言います。ボディマッピングを知ることはアレクサンダーテクニークの質の向上に役立ちます。(「ボディ・マッピング〜だれでも知っておきたいからだのこと〜バーバラ・コナブル&エイミー・ライカー著/小野ひとみ訳より)

フィットネスインストラクターやヨガやピラティスをする人のように解剖学を学んでいても、それが自分のボディマップに反映されていないことはとても勿体無いことだと思います。

ミス・マッピングのまま長期間繰り返しトレーニングを続けていくと、ミス・マッピングの運動体験の情報とそれを受け取る感覚体験によって望まない経験が形づくられてしまいます。それにより故障などが起こります。

アレクサンダーテクニークは自分自身で問題解決していく自助のメソッドですが、F.M.アレクサンダーが一人で解決方法を見出していったように私達にもできるはずです。アレクサンダーテクニーク教師がいない時でも練習できるように正確な身体の地図を持っていることは動きの再学習に大変役立ちます。

オススメは紙1枚とペンを用意して人間の骨格を描いてみましょう。絵心の有り無しはともかく、人体に対して案外曖昧な印象を持っていることがわかると思います。私も未だ全体のバランスが悪い絵になってしまいますが、身体に触れて確かめたり、動きの正確さを体験と共に学習することで身体の地図を書き換え続けています。